品川君、別にメンバーは心配していません!
勘違いしないで下さい。
たまおです。
昨日の続きですが、ノーマルエンジンを預けられてしまい困っています。
SSエンジンを作るか、オープンエンジンを作るか?
オープンエンジンは、モンキー時代から作っていますからね~。
それではSSエンジンを作って見たいと思いますが、このSSエンジンって作るの結構難しいですよね。
だって、社外パーツって少ないし…。
SSクラスの方は不具合の連発なんじゃないでしょうか?そこに首を突っ込んでいいのか不安…。
でも大丈夫!モンキー系のエンジンだから『純正流用』という技が使えるんです!(知ってますよね…)
まあ、知っている方はスルーしていただいてかまいませんが、SSエンジン作りで悩んでいる方や、知らない方は是非参考にしてみてください!!
「え、車種や品番教えてくれ?」そんなのライバル達に教える分けないじゃないですか'v' プッ
それではこんなパーツを使って組んでみます!(ちゃんとまとまるのか不安…)
左が
SS50流用しようと思うバイク。右がCRFの純正ヘッド。
分かるでしょうか?
フィンの数や大きさが違います。
SS50流用しようと思うバイクの拡大したものですが、穴が大きいです。
冷却効果高そう!
バルブの大きさと燃焼室の深さをチェックしてみたところ…。
左が
SS50流用しようと思うバイクのヘッドなのですが深くて大きいのが写真で分かるでしょうか?
CRFのノーマルのバルブ。
上がIN側のバルブで19ミリ
下がEX側のバルブで15ミリ。
小さ~い。
上が
SS50流用しようと思うバイクのIN側のバルブで22ミリ。
下がEX側のバルブで19ミリ。
バルブの中央には、長方形の溝が切ってあります。何ででしょうか?
ポートの大きさもこんなに違う!
上がCRFのIN側で14ミリ。
黒くて分かりませんがCRFのEX側。約14ミリです。
上が
SS50流用しようと思うバイクのIN側で約22ミリ。
下がEX側で約20ミリ。
このヘッドは友人から譲っていただき正確にこのポートの大きさなのかわからないんであてにしないで下さい。
写真に収めていないのですがこのヘッドは純正ハイカムでバルブスプリングも2本付いています。
純正でこんなスゴイヘッドがあるんですね~。
このヘッドは四十数年前の
SS50バイクに着いていたヘッドですが、純正でこんなにスゴイ仕様のヘッドがあるんだったら使うしかないっしょ!!
このバイクの部品は絶版なんで手に入れる事が非常に困難…。
この他にも調べて見るといろいろ出てきます。
もっとすごいのもあるのですが…。そちらは秘密にしておきます。
皆さんも調べてみた方がいいですよ~!
すごいのはコレだけじゃないんです。
左がCRFのノーマルシリンダー。
右が
SS50流用しようと思うバイクのシリンダー。
大きく違うのは色。いえいえ
SS50流用しようと思うバイクのシリンダーは
アルミで出来ているんです!
ホンダの50ccでは唯一この
SS50流用しようと思うバイクのみにだけ付いているシリンダーなんです!
100ccアタリでは(タイカブ?)アルミシリンダーが存在するらしいのですが…。
とにかくスゴイです。
見た目ではフィンが大きいの分かるでしょ?
持つと凄く軽いんです!!
CRFのシリンダーの重さ。
1776グラム。結構重いですよね~。
コレが
SS50流用しようと思うバイクのアルミシリンダー。
1083グラム。軽っ!
1776-1083=693グラム。
693グラムの軽量が出来るんですね~。
怪しまれるといけないんで、シリンダーの中をお見せいたします。
SS50流用しようと思うバイクのシリンダーはスリーブが凄く厚いですね。
コレじゃ分からないのでピストンを入れてみます!
新品開けたくなーい。
開けちゃった…。もったいね~。
ピンボケしていますが
SS50流用しようと思うバイクのピストンです。
12Vと違ってノッポです。
CRFのシリンダーにピストンを入れて見ました。
ピッタリでしょう。
コレが
SS50流用しようと思うバイクのシリンダーにピストンを入れてみたところ。
すべてがいい事ずくしの様に書いていますが、一つ問題があって悩んでいます。
問題はこれ。
分かります?スキッドプレートを取り付けるためのネジ穴が無いんです…。
このアルミシリンダー付けたいけどどうしようか悩んでいます。
スキッドプレート無くても平気ですかね?
ん~、悩ましい…。
ちなみにこのバイクの流用です。皆さん知ってます?
このバイクは他にも凄い事があって、純正で5速あるんです。
昔、たまおのDAXに組んでました。
その時、シリンダーとヘッド捨てちゃったんですよね…。
なんてもったいない事してしまったんだ…。後悔しています。
スペックはこんな感じです。
エンジン種類 空冷4サイクル単気筒OHC
排気量 49cc
最高出力 6PS / 11,000rpm
最大トルク 0.4kgm / 10,000rpm
最高速度 95km/h
乾燥重量 68kg
サスペンション(前) テレスコピック
サスペンション(後) スイングアーム
価格(当時) \62,000
すごいです!CRFの最高出力 3.1PS/8,500rpmに対して6PS / 11,000rpm だなんて…。凄すぎです!
こうやって調べていくと面白いくらい流用できるものがたくさんあります!皆さんも調べてみてわ?
ライバル達に何を使うかバレてねぇ~だろうな~? (¬д¬。) ジーーーッ
後日、腰下編をお送りいたします。